画像認識プラットフォーム「AIZE」とAWSのサーバーレスアーキテクチャを活用し、AI顔認証入場管理システムを構築いたしました。
「Future Pass®」は、株式会社トリプルアイズのサービスである画像認識プラットフォーム「AIZE」を活用し、当社が開発したイベントなどの入場管理が出来るマイクロサービスです。Future Pass登録者は、イベント当日、面倒な受付手続きなどをせずに入場レーンを通過するだけで、イベント会場に入場することができます。
入場レーンを通過すると、事前に登録したメールアドレスや携帯電話宛てにウェルカムメッセージが届きます。これにより、受付が正しくできたかどうかを確認することができます。
ウェルカムメッセージには、登録者自身が指定したニックネームなどの記載のみで、個人情報は記載されておらず、顔認証が誤認識して他者にメッセージが通知されたとしても、登録者自身の個人情報は他者に通知されません。
「Future Pass®」の構築にはAWSが提供するマネージドサービスの組み合わせによるサーバーレスアーキテクチャが活用されています。
AIZEから受け取ったID情報から、適切なサービスへの連携をAWSの各マネージドサービスが行う事で、サービスが実現しています。
また、管理者はサーバーの運用を意識する必要がないため、サービスの開発・管理に注力することができました。
マネージドサービスを活用することで、利用者視点でサーバーに関する悩みを無くす事ができるアーキテクチャを指します。
「Future Pass®」ではAWSの完全マネージド型サービスを活用することで、高い可用性と拡張性を実現しています。
トリプルアイズで独自開発されたAIエンジンによって、正確な顔データの取得を可能にした画像認識プラットフォームで、さまざまな機能を搭載しています。現在は小売店、飲食店を中心に導入が進んでいます。
■AIZEの主な機能
・来店数推定…入口に設置したカメラでデータを収集、来店者数がわかります。
・属性推定…年齢や性別など、AIによる画像解析で来店者の属性を推定できます。
・リピート推定…ロイヤリティの高いリピート客も画像データで自動判別できます。
URL : https://aize.jp
トリプルアイズは、2008年設立のシステム開発ベンチャー企業です。
お客様のニーズに、"3つのIZE"でお応えすること。
ソフトウェア開発を通じて、豊かな社会を実現することを使命としております。
URL : https://www.3-ize.jp
「Future Pass®」は短期間の限られたリソースで、AI顔認証サービス「AIZE」を活用してアプリケーションを構築する事ができました。
AWSを活用した構築であったため、開発から導入までをスムーズに実施でき、サーバー管理などが不要なため、運用もシンプルで大変助かっています。
今後はこのようなサーバーレスアーキテクチャの導入も増えてくると考えています。
まずはお気軽にお問い合わせください。