50年の歩み
ステークホルダーの皆様とともに歩んだ50年の歴史を振り返ります。
これまでも、これからも
未来に向けて邁進していきます。



ステークホルダーの皆様とともに歩んだ50年の歴史を振り返ります。
これまでも、これからも
未来に向けて邁進していきます。
設立のきっかけは、当社の創業者メンバーが在籍していたソフトウェア会社の経営が継続困難になったことに始まります。何よりお客さまを困らせてはいけない、社員のためにもなんとかしなければならないとの思いから新会社設立を決断しました。このお客さまのために何とかしたいという思いから「カストマエンジニアーズ」と命名しました。
株式公開に先立ち、社内でCIプロジェクトが発足。CIとはコーポレート・アイデンティティの略称であり、企業の個性を明確にして企業イメージを社内外に認識させるための企業活動のこと。このプロジェクトでは、顧客や社員に向けて意識調査を実施し、会社に対する評価を行いました。検討を重ねた結果、顧客第一をモットーに顧客のため知力や知見を発揮して、感動をもたらすソリューションを人間性豊かな組織(社員)が提供するという意味をこめて、新社名は「キューブシステム」に決まりました。
社名に込められた想い >>ジャスダック上場の最終判断が迫った時、不景気により日経平均は8,000円を割り込む厳しい経済状況でした。この時期に上場しても、十分な資金調達は出来ず、時価総額も想定を大きく下回るため、様々な議論が行われましたが、「社員の努力は無駄にはできない」「今がベストだと考えて上場しよう!」という当時の﨑山社長の言葉に一同も納得し、最終決定を行いました。
日本からのオフショア開発に加え、将来のグローバル化に対応する足掛かりとして、2008年にCUBE SYSTEM VIETNAM、2009年に上海求歩申亜信息系統(現:上海求歩信息系統)が設立されました。
グループ最初の海外子会社であるベトナムでは当初、日本に招聘し育成を図った後、ベトナムで活躍してもらう構想を掲げていました。しかし撤退した日系企業からベトナム人エンジニアを受け入れ、この社員たちを中心に本格的な事業活動が開始されました。
一方中国は、「13億人を擁する中国を無視するわけにはいかない、中国市場そのものに魅力を感じる」と上海市にあるソフトウェア会社と合弁というかたちで現地法人の設立に至りました。
2社の海外現地法人の設立から10年以上が経過する中、当社グループのオフショア拠点としてのみならず、ベトナムでは日系企業向けのビジネスへの展開、中国では日系・中国現地企業向けのビジネスの拡大に加え先進技術の情報収集拠点として新たな活躍の場を増やし、さらなる発展が期待されています。
当社が40周年を迎えた2012年、次の節目である50周年を見据え、今後当社がどのように歩んでいくべきか経営ビジョンの検討が開始されました。2020年のビジョンを探るということから、VISION2020と命名され、当社初の中長期経営ビジョンが策定されました。
「顧客からベストパートナーと評価される企業」「社員と会社が共に成長し、喜び・豊かさを分かち合える企業風土の醸成」という企業ビジョンが掲げられ、未来を見据えた9年間の新たな挑戦が始まりました。
キューブシステムを身近に感じてもらいたい、もっと親しみやすさを持ってもらいたいという思いから広報キャラクター6体が生まれました。「いのべぇ」が誕生したのはさらにさかのぼって2008年。イノベーションや創意工夫の機運が高まったその年の象徴として、社員がパワーポイントの図形を駆使して前形を作り上げました。長い間社員に密かに愛されてきた「いのべぇ」が2018年にリニューアル。5体の新たな仲間とともに日々活躍中です。